先日、公開初日に映画『平場の月』を観に行きました。
考えてみると、映画館で映画を観るのは恐らく『スター・ウォーズ エピソード9』以来ではないかと。何か観たかもしれないが思い出せない。とにかく久しぶりの映画館に少し興奮。
映画館といえば、ポップコーンとコーラ。ポップコーンを食べていると始まってすぐに妻から「うるさい」と。ここで初めて気づきました。今まで映画館で観てきた映画はそれなりに音の大きい作品ばかり。また夜に観に行ったからかお客さんは10人程。今更ながら作品によってポップコーンを食べながら鑑賞する難しさに気づかされました。
後で妻に「何で教えてくれなかったの？」と聞くと、「取り合えず買わせないと機嫌悪くなるだろうから」とのこと。たしかに（笑）。
楽しみにしていたポップコーンは、劇中で工場など音がするシーンを見計らってほうばることに。
そもそも、なぜこの映画を観に行ったかというと、舞台が私が生まれ育ったまちの朝霞、志木、新座だったからです。原作は何年か前に読んだのですが帯には映画化決定が。とても楽しみに待っていました。
観ながら「あそこは駅前だな」「あの道はおそらくあの道だ」「あの橋か」という感じでロケ地を楽しんで鑑賞していました。
映画の内容も、中年の男女の話なので、まさに中年の私には心に響くものがあり、また懐かしい場所もありとても感動しました。
家に帰ると劇中に出てくるアパートが気になってしまい、不動産屋としての記憶をもとにストリートビューで探すと……やはり！あそこだ。住まわれている方がいるでしょうから場所は伏せますが、ロケ地が分かるとなんだかとても嬉しい気持ちになりますね。
って事でとある飲み会。「所沢で良いですよ」何て言ってくれてたんですけど折角なんで朝霞台・北朝霞に。
とりあえずお店に入る前に映画に出てきた場所の写真を。
一軒目は原作に出てくる駅前のやきとり屋にしてくれました。ちなみに映画に出てくる居酒屋は別のお店です。
まったく映画の話に興味を示さない面子に、一人でここであの二人は他愛もない話をして自転車で帰るんだなぁとしみじみとビールと焼き鳥を堪能。二軒目、三軒目目、四軒目、、、、、映画の事もすっかり忘れここから帰るのか。つらいなぁ思いながらも楽しい酒の席でした。こんな日常が送れている事がとても幸せだなと。
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