新型コロナウィルス感染予防対策のひとつに換気があります。窓って防犯やプライバシーの関係で意外と開けない事も多いと思います。こんばんは石原です。
2003年(平成15年)7月以降の建物であれば、24時間換気システムが付いています。もともとはシックハウス症候群対策で義務付けられました。シックハウス症候群とは建材や家具から発生する化学物質、カビやダニなどによる屋内空気汚染等による健康障害がのことを言います。その対策の為、外気から新鮮な空気を取り込み為の装置です。
折角の換気システムです。確認してみましょう。
24時間システムは色々なタイプがございます。壁に吸気口が取付けてあるタイプが多いのではと思います。吸気口は各居室に取付けられています。
チェックする部分は蓋が閉じていないか確認して下さい。こちらのタイプは下にレバーがあり、ここで蓋を開閉する事が出来ます。他にも蓋を押すタイプなどもあります。給気口にはフィルターが付いていますので、汚れて目詰まりしていないかも確認して下さい。
排気側は、24時間換気対応の換気扇を利用しています。こちらはユニットバスの換気扇のスイッチです。作動が止まっている場合はスイッチを入れて下さい。
洗面室やトイレ室の換気扇を利用している場合もあります。上階はトイレ室の換気扇のスイッチを確認して下さい。
意外と吸気口を閉めていたり、トイレや洗面室の換気扇はスイッチを消してしまっている事が多いと思います。
窓を開ける事が一番の換気にはなると思いますが、少しでも新型コロナウィルスの対策になればと思います。
是非、確認してみて下さい。